ご機嫌よくお過ごしですか。横田司法書士事務所の横田です。
司法書士は「後見の専門職」です。
成年後見制度について、どうぞお気軽にご相談ください。
成年後見制度を利用するかどうか、判断できない段階でのご相談も歓迎いたします。
成年後見制度は十分に理解して、検討を重ねてから利用する制度だと思います。
それは、成年後見制度が容易には後戻りできない制度だからです。
一度利用すると、ご本人の判断能力が回復したと医師が判断するまで、利用をやめることができません。
現代の医学では、ご本人の判断能力が回復することは、中々ありません。
成年後見人の選任は、家庭裁判所によるものです。
成年後見制度の申し立て時に、ご本人の子どもを成年後見人にしようとしても、ご希望通りにならないかもしれません。
「子どもが選任されないのならば、成年後見制度を利用しません」という主張は通りません。
選任は面談後、1〜2ヶ月後に届く「審判書」で通知されます。
成年後見制度の不自由に見える部分は、ご本人のための制度だからです。
”成年後見制度は、判断能力が不十分なために、財産侵害を受けたり、人間としての尊厳が損なわれたりすることがないように、法律面や生活面で本人を支援する身近な仕組みです。”
リーガルサポート神奈川から抜粋
ご本人を支援する制度なのです。
当事務所にご相談に見えるのは、ご親族が多いです。
ご相談に見えるまで、いろいろなご苦労があったと推察いたします。
しかし、成年後見制度を利用しても、これまでのご苦労が解決しないかもしれません。
成年後見制度は周囲の方のためではなく、ご本人のためのものだからです。
ご本人の財産を守ることが優先されますので、周りの方にとっては（これまで簡単に支援できたことが）「後見人の判断を仰がなければならない」ことになるかもしれません。
おわりに
いかがでしたでしょうか？
司法書士は「後見の専門職」です。
成年後見制度について、どうぞお気軽にご相談ください。
成年後見制度を利用するかどうか、判断できない段階でのご相談も歓迎いたします。
あなたが成年後見制度をまだよくご存知なければ、まずは「成年後見制度を利用するのは、どのような場合か？」をご覧ください。
制度の概要説明と利用ケースの説明を紹介しています。
横田司法書士事務所は、あなたの立場でご満足いただけるサービスを提案いたします。
お悩みを伺っただけで、費用を請求することはございません。
どうぞお気軽にご相談ください。